また君に番号を聞けなかった。
月曜日。

教室に行ったら美有とヒカルがあたしのところに
走ってやってきた。

「ちょっと 愛羅ビックニュースだよ!!」
「えっ何??」
「だから、大変なの!!!」
「全然分かんないんだけど。」
2人ともスゴイ迫力で話してくるけど
何のことか全然分かんない。

「だから、転校生が来るんだって!!!」
「しかも、なんとこのB組にねww」
「へぇー転校生w」
転校生がくるのかぁ。
この時期にめずらしいなぁ・・・。
ってか
朝から転校生で騒がしいのか・・・。
あたしは
眠くて全然どーでもいいんだけど。
転校生よりも眠い・・・。

「ちょっと 反応薄っっ!!!」
「もうちょっと良いリアクションしてよね。」

「あっそうだ、情報もあるの。」
「男でちょーカッコイイらしいの!!!」
「あと・・・めっちゃケンカ強いらしいよー!!!」


へぇー
てか ケンカ強いってヤンキー?!
えぇー
それだったら怖い。
どーしよ・・・。

「だから今日は2人とも気合が入ってるのかぁ。納得w」
「愛羅 今なんか言った?」
「ううん なんも言ってないょー」

ヤバっ
声に出てたww
聞かれなくてよかったぁ。
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