甘えん坊GIRL★



美羽が教室に戻ってくると自然と美羽の周りに人が集まる。

あっという間に盛り上がる教室。

美羽って凄いなあー・・・

みんなが惹かれるのはやっぱりあの笑顔だと思う。

遠くで見ているだけだけど美羽が笑うたんびに心がほっと暖かくなる気がした。


「直也くんどうしたの?」

「いや、なんでもねぇ。」


やべ、見過ぎたか・・・

気づくと美羽の姿を目で追ってしまう自分がいて、本気であいつがスキなんだと思った。

告白かあ・・・でも、

もっと美羽に近づけるようになるまでまだ告白は出来ないと思う。


いつか俺の側俺の力であの笑顔を見せてくれる日がくればいいなと思った。

そんな事ばっか考えてたらもう放課後になってしまっていた。





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