甘えん坊GIRL★
でもその沈黙を美羽が破ってくれた。
「何なんだろね、みんなして教室追い出すなんて。」
ぷぅと頬を膨らませてふてくされた顔をする美羽。
ズキュン。もう俺のハートは射抜かれ過ぎて死にそうです。
「まあ、色々あるんじゃねーの?」
「その色々が気になる!」
「確かに。(笑)」
「何で笑うの〜!」
「べつに〜。」
美羽が可愛い過ぎて・・・なんて言えるわけなく、ごまかす俺。
始めは2人きりでどーなるかと思ったけど意外と大丈夫だった、家族の話とかにっしーの話で盛り上がった。
美羽は学校の近くにある塾に通ってるらしい今日は塾があるというから塾まで送っていって別れた。
今日は何だか少し美羽に近づけた気がした。
夏目、大嫌いだけど今日は感謝します・・・