甘えん坊GIRL★



・・・はっ!

どうやって告白を阻止しよう。。。
何も考えずに走っていたからそんなことすっかり忘れていた。

またどうしようと考え込む。

こうしてる間にも時間は進んでしまう、

とりあえず2人が居るか確認しようと思い壁に隠れて覗いてみた。


・・・居た。


でも何だか笑いながら話している。
もしかして・・・
直也くん告白OKしちゃったとか!?


「じゃあまたな。」

「うん、またね!」


そんな2人の会話が聞こえた。

またなって・・・やっぱりOKしちゃったのかな。

嫌だ。やだやだ!

だんだん視界がぼやけて、胸がモヤモヤして、わっと涙が目から溢れる。
好きという気持ちと一緒に。





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