甘えん坊GIRL★
「な、直也ぐん、やだっよー、るかちゃんと付き合うなんてやだよー!」
泣いているせいであたしは凄い声。恥ずかしいけど、止まらない。
「何で嫌なの?」
そんなの・・・
「好きだからに決まってるじゃんか〜!ぅわ〜。」
泣き叫ぶあたし。直也くん、何でそんな事きくの?顔を見ようとしたけどどんどん出てくる涙のせいで直也くんの顔が見れない。
手で涙をぬぐおうとした瞬間、ファッと何かに包まれた。
「ななな、なおやくんっ!?」
あたし、今直也くんに抱きしめられてる!?
びっくりしてピタリと涙が止まった。