オタク×ホスト


「ついたぞ」
 
バイクって着くのあっという間だね
はやーい

自転車より早いんだね!
うん、あたり前なことを言ってしまった。


「ついてくる?」

いや、なんというか・・・ね?
一人で待つのもね


「さっさと行くぞ」
リョウはそう言いながらあたしの手をひっぱる。

いやいや、
あたしが誘ってんのにそっちが誘導すか


リョウの顔を見たら少し耳が赤かった。




照れんなし。
あたしまで照れちゃうじゃん。



ねぇ、ちょっと手に汗が・・・




「何買うんだ」


「漫画ー面白いのがあるんだよ(・´ェ`・) 」
なんか、漫画の話するときのあたしって生き生きしてるって唯に言われてるけど
改めてそうかもって思う。


だって、さっきとテンションがまた違う!




「お前、ホントに漫画好きなんだな。」
微笑むリョウはなんだか嬉しそうで・・・・


それが見れて嬉しかったのかホントに漫画が好きだからか


「うん、大好きぃ!」
生き生きと答えた。






なぜか二人して顔が真っ赤か。






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