カラフル
消えたんだ。。
「あのね、あたし雅樹が好きなんだ。」
えッ‥‥‥‥‥。
嘘でしょ??
あたしとかぶってる。‥正直に言った方がイイのかな?。
でも結局言えなかった。
「へー。由亜ってああいう感じが好きなんだね☆」
「うん(照)。
光は????」
「いないなぁー。やっぱ中学。」
あたし達の行く中学は二つの学校が一緒になる。だからだ。
きっとあたし今泣きそうだ。自分でも目が熱くなるのがわかったから。でも必死に我慢した。
「みおはいないの?」「‥えっ‥‥。」
「好きな人!いないの~?」
言うんだったら今が一番イイと思う。だけど友情が壊れたりするのは嫌だから。
「いない。あたしも中学かな~」
なんて言ってしまった。作り笑顔で、わざと明るく言った。
ごめんねぇ由亜…。
あたしもっと素直になれるようになるから。勇気を出せるように努力するからね。
あの時、黙っててごめん。
「好きな人できたら絶対教えてね!!。約束だょ!!」
この時三人でした約束は、約束した時点であたしは破っていたんだよね。