カラフル

悲しい思い

この後も、あたしは好きな人がいないふりをしていた。

本当はいるケドねぇ。
由亜は今度の月曜日に告るらしい。


この時あたしの心は黒いような白いようなグレーみたいな複雑な色をしていた。

あたしは、一日中考えて雅樹のコトを諦めることにした。

この時は由亜のためと思ってたのかな?
本当に由亜…ごめん。
あたしは当分恋愛なんてしないって思った。
なんとなく由亜と顔を合わせるのが辛くて‥ほかの子と仲良くしていた。

今まで、三人で一緒にいたケド沢山友達が出来た。

最近では八人で一緒にいたり行動している。
あたしと光と由亜…。あとは、
【梨香】
【麻由】
【玲奈】
【愛美】
【紗季】

みんな優しい。
毎日楽しい。
由亜は、雅樹に告ったケド断られたらしい。
その日は由亜…ずっと泣いてた。

あたし達はみんな仲仔だけど一番仲良くしてるのは
【愛美】なんだ。
いつも一緒にいてくれる。初めて愛美だけに相談した。
あの頃の辛い気持ち。身を引いたコト。
由亜に顔を合わせるのが辛いこと。
全部話した。愛美は、泣きながら聞いてくれた。

「みお?‥‥。みおはそれでいいの?」
分かんない。だけど、後戻りはしたくない。「うん」
「実はうちもそう言うコトあったんだよね。友達がライバルになった。そのコトを友達の一人に相談した。
だけど、そのこがね,ライバルの子沙織って言うんだけど、沙織に言っちゃったんだ。
だからこう言うの分かる。ねぇみお?‥由亜に言いたいコト全部言った方がイイよ!
うちらが本当の親友だったらこんなコトぐらいで崩れたりしないからねッ?」

「うん」

愛美の言うコトはいつも正しい気がする。
だから由亜に言う勇気が出た。

でも本当は不安だった。
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