leaf~願いを叶えて~

急須の妖精

とりあえず、私は台所を捜索する。

普段緑茶を飲むためだけに使っている台所は、どこに何があるか分かんない。

「この扉が臭うな…」
ちょっと警察気分♪

ガサ入れみたいな?


その臭う扉をバンと勢い良くあけると…






『ドサドサドサッ』



「きゃ~!!」


膨大な量の中国茶が棚から落ちた…。


「…な…何これ…。中国茶?」


中国茶と言えば…



「お母さんのか…」


そう、うちのお母さんは中国茶オタク。
美容にいいとか言って飲んでるみたいだけど…お母さんには効果なしのようだ。
お母さんの買う中国茶はすごく高いみたい…

「で、ここに隠してあったわけか…」


お父さんにバレたら無駄づかいするなって言われると思って、普段開けない棚にしまったわけか…。
まぁお父さん知ってるだろうけどね。


中国茶を棚に戻そうとすると、私はあるものを見つけた。


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