leaf~願いを叶えて~
『これでどや!文句ないやろ!』


「え!リーフどこ!?」


『…あれ…ここどこや!!』

リーフが騒いだ瞬間、胸ポケットに違和感を感じる。


「きゃ~~エッチ~~スケベ~~」

何て昭和的な言葉を吐いて、思わずポケットを払ってリーフを中から投げ出した。


『痛っ!!地面に頭から落ちそうになったわ!!』


「落ちてないからいいじゃん!!ってかリーフがいけないんだからね!」


『俺かてそんな貧乳の胸ポケットなんかに入りたくなかったわ!』

「何だってー!」


また漫画のような言い合い…
あーいえばこーゆうみたいな。
リーフも素直じゃないなぁ~!!

本当は嬉しいくせに~
ρ(´∀`)ρ゛ンフ★


『まぁ、これで大丈夫やろ。他のやつからは何も見えんし』


「う~ん…まあいいけど。てか妖精に戻れるなら、ずっとその姿で入ればいいのに。」


『妖精の姿だったら何も起こらんし刺激がないんや』

いやいやっ!!

何も起こんなくていいし!!私にとってはリーフが出てきたことが、【何か起こった】だから!!


『それに、俺は……友達っちゅうやつがほしいねん』


「?何のために?妖精の友達は?」


『…俺ら妖精はみんな一人で生きていかないかんねん』
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