leaf~願いを叶えて~
「でもさ友達って本当にいいものだから、絶対見つけて帰ってね!!リーフなら友達はすぐできそうだし!」


『おう』


友達は出来そうやけど…多分、恋はないな(笑)
こんなぐちゃぐちゃした世界でできるかっちゅうねん。

『そろそろ真田のとこ行くで』

「うん!!…あ、でも…大丈夫そうだからもう行かなくてもいいかも♪」

『は!?せっかくあんな時間かけて悩んでわめいて、魔法使ってきたのにええんかっ!?』

「まぁそれは惜しいけどさぁ~…先輩の私への愛は変わらずだったから…それだけで胸がいっぱいで☆あと2つ残ってるし」


俺は久々にポカーンと大きく口を開けてしもうた。

『…はぁ~…なんやお前と居ると寿命縮まりそや…』

「?なんで?」


『もうええわ…帰ろか…とりあえずリーフ.リータス.リーフレット!』


―ポンッ


「別に人間にならなくても…」


「ワープするときお前の重い体支えないかんねんから、妖精だと潰れてしまいそうやねん」

「またいうか~!!」



そんないつもの言いあいをしながら魔法を使おうとした瞬間…


俺は目撃してしまった。


『…なんやねん。。どういうこっちゃ。。』
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