leaf~願いを叶えて~
―…


ん?


ここはどこ?



「若葉ちゃ~ん!!」


あ!真田先輩だ!!


「さっきのは焼きもちを焼かせるための演技だよ!!」


やっぱりそうだったんだ!!よかった~☆


「若葉ちゃん☆」

…先輩☆



―ギュギュッ



ん?先輩の体超固くない?こんな筋肉質だったっけ?


「…ば!若葉!大丈夫か!?」


「も~先輩!なんでこんなに固…えっ!?リーフ!?」


私は先輩ではなくリーフの体にしがみついていた。


「…あのさ、そんな抱きしめられても困るんやけど…」


「ごっごめっん!!」


キャー胸とか腕とか胸とか足とか胸とかが密着してたし!
じゃなくてー…

「…お前って…小学生みたいな体やな」


「え!そんなに細い☆って喜んでる場合じゃなくてー!!」


「…意味違うんやけど」


やっぱり…さっきのは現実…今のは夢だったの…


本当ワケわかんないし…
< 53 / 92 >

この作品をシェア

pagetop