leaf~願いを叶えて~
その時、真田先輩が口を開いた。


「僕は一時期自分が同性愛者と認めたくないときがあって…付き合ってみれば…好きになるかもしれないと思って…たまたま知り合いの妹だった君と付き合うことにしたんだ…」


「じゃあ…私の事は好きじゃなかったんですね?あのキスもなんの気持ちもこもってなかったんですね…」


初めてキスされた時、嬉しくて嬉しくて夜も眠れなかった。


「そうじゃない…君といる時は素直に楽しかった。君を好きだったよ」


…好きなんて言葉つかわないでよ…


「もういいです…。こんな夜中に合宿所まできて…すいませんでした…」


「こっちこそごめんね…森田さんには本当悪いことしたよ」


「僕も本当申し訳ないことをした…」


悲しみも怒りもおさまらないけど…しょうがない…


「じゃあそろそろ戻らないといけないから「ちょっと待てや!!」


え!?リーフ!?

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