leaf~願いを叶えて~
―バキッッ


真田先輩ね振りかざした拳は、見事に私の腹部に命中してしまった。


「…っいたっ」


「―若葉!!!」


「森田さん!!」


私はそのまま倒れ込んだ。


「大丈夫か!?何してんねん!!」


「…どうってことないよ…島田先輩の痛みに比べたら…裏切られることは…とても悲しいことなんだよ」


私だって同じ気持ち。
裏切られて利用までされて…私のことなんか好きでもなんでもなくて。。


あれなんか意識がなくなりそう…


頭は打ってないはずなのにな…


気を失うって…こんな感…


「若葉!!!」
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