Infinite Information
―――二日後『集会の日』
集会に呼んだ幹部はこの前の就任式の『過激派』以外のメンバーだが、その中に一人だけ呼ばれていない人が来た。

『辻本シュウイチ』だ。

私は動揺をしなかった。
この日の集会、彼が来るか来ないかの二つのパターンしかなかったからだ。
そして彼は来た。
それならば話が早い。
さっさとこの反乱を終わらせられるだろう。


「アカネ、そろそろ時間だな」


ヨシトが私の部屋に来た。
なんで配置場所にいないのだろうと思った。だから嫌いだ。


「わかった」


私はヨシトの前を歩き、ヨシトは右側の後ろを歩いた。
扉の前に着き、ヨシトが開けようとした。
私は一呼吸した。

そのとき………


「総長、お願いします」


ヨシトが自分から敬語を使ってきた。
私はヨシトの顔を見て頷いた。
そして、集会所の部屋に入った。
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