Infinite Information
<写真>
あれから数十年後………
私は『神山ミコト』が見ている写真を遠くから眺めた。
皆には内緒にしているがあの集合写真は私の宝物だ。
私に、『伊藤マサ』『神山ミコト』『白崎ナナミ』『山本タクヤ』
あの時撮った写真が私の宝物になるとは思わなかった。
「辻本、本当にその格好で撮るのか」
「うるさいわね。
あなたも同じような格好じゃない」
私は『W』六代目総長の格好を今でもしている。
でも、これを着るのも今日で最後だ。
「おい、ミコト。早く来い」
「待って」
私達はこれから最後の集合写真を撮る。
―――『ボスを継いだ少女』編<完>
あれから数十年後………
私は『神山ミコト』が見ている写真を遠くから眺めた。
皆には内緒にしているがあの集合写真は私の宝物だ。
私に、『伊藤マサ』『神山ミコト』『白崎ナナミ』『山本タクヤ』
あの時撮った写真が私の宝物になるとは思わなかった。
「辻本、本当にその格好で撮るのか」
「うるさいわね。
あなたも同じような格好じゃない」
私は『W』六代目総長の格好を今でもしている。
でも、これを着るのも今日で最後だ。
「おい、ミコト。早く来い」
「待って」
私達はこれから最後の集合写真を撮る。
―――『ボスを継いだ少女』編<完>