Infinite Information
―――電話が鳴った。
僕は電話に出た。
ナナミからだった。
「こんばんは、ミコト君」
「こんばんは、どうしたの」
僕達が『C』の活動をし始めてから何か相談したいことがあったら僕に相談するように伊藤が指示を出した。
普通相談したいことがあるのなら伊藤自身にするはずだと思ったが気にせずに引き受けた。
それから、ナナミが僕の家に電話してくるようになった。
「ちょっと気になることがあるから電話したの………」
「何」
「今日のニュースで『C』が活動しているって報道しているよね」
確かにさっき見ていたTVにも『C』の活動が流れていた。
「私たち、その現場では活動してないような気がするの」
言われてみれば現場は僕達が活動する範囲内だが確かにその場所では活動していない。
おかしな話である。
もし僕達の真似をしたのならあり得る話だ。
「わかった。
伊藤と相談してみる」
僕の意見を言うよりも伊藤に聞いた方がいいと思ったからだ。
「ありがとう」
電話が切れた。
僕は伊藤に電話をした。
留守番電話になっている。
僕はメッセージを入れてから、TVをまた見た。
この日電話はならなかった。
僕は電話に出た。
ナナミからだった。
「こんばんは、ミコト君」
「こんばんは、どうしたの」
僕達が『C』の活動をし始めてから何か相談したいことがあったら僕に相談するように伊藤が指示を出した。
普通相談したいことがあるのなら伊藤自身にするはずだと思ったが気にせずに引き受けた。
それから、ナナミが僕の家に電話してくるようになった。
「ちょっと気になることがあるから電話したの………」
「何」
「今日のニュースで『C』が活動しているって報道しているよね」
確かにさっき見ていたTVにも『C』の活動が流れていた。
「私たち、その現場では活動してないような気がするの」
言われてみれば現場は僕達が活動する範囲内だが確かにその場所では活動していない。
おかしな話である。
もし僕達の真似をしたのならあり得る話だ。
「わかった。
伊藤と相談してみる」
僕の意見を言うよりも伊藤に聞いた方がいいと思ったからだ。
「ありがとう」
電話が切れた。
僕は伊藤に電話をした。
留守番電話になっている。
僕はメッセージを入れてから、TVをまた見た。
この日電話はならなかった。