不良彼氏〜金髪と天然〜



「えっとー、それじゃあ……近所の公園にでも。。」



公園ってー、子供かよ。



とか思いながらも、否定はせずに芦田と公園に向かう。



――――着いたのはわりと静かな広い公園。



……まだ朝だから?



となりでオロオロしてる芦田の手を引いて、近くのベンチに座る。



「お、小沢くん?」



「……ん」



「あのー、本当にこんなとこでいいの?」



「こんなところでって、じゃあ俺がここじゃつまらなかったらホテルとか行っていいとか?」



それを聞いて真っ赤になる芦田。



少しからかってやっただけなんだけど……



本気にしたのか。




< 46 / 105 >

この作品をシェア

pagetop