不良彼氏〜金髪と天然〜




教室を出てすぐに、小沢くんを見つけた。



小沢くんはいつもの様に、制服を着崩して、鞄は地面に放り投げてズカッとベンチに座っていた。




前を通る生徒達は、みんな見て無い振りをしながら早歩きで通り過ぎて行く。




あたしは小走りで小沢くんに駆け寄った。





< 7 / 105 >

この作品をシェア

pagetop