…もしも生まれ変われるのなら…私は…空になりたい
私は…
光くんを…
傷付けてしましました。
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器用に
ウサギの【リンゴ】を作る光くん
私は声をかけました。
「ねぇ…光くん?」
光くんは【手】を止め
こっちを向きました。
「何?」
と【微笑】んでくれました。
私は光くんから目を外し
胸に【手】を当て
その手で【服】をギュッと掴みました。
「…私…光くんの事
何も…知らないよ…?
歳も…
どこに…住んでいるのかも
…知っているのは【名前】と
【歌】が上手な事…」
私は…光くんの【顔】をみました。