キミと出逢えた。【仮】


でもほっとけねぇな…。



なんて俺が考えても
何も始まんねぇよな。




目を瞑り考えていたら


――――ガチャッ



『羚夜ータバコくれ!!』



兄貴が入ってきた。




「ッチ。
いきなり入ってくんなよ。」



重い体を起こしタバコを
投げる。




『悪ぃな。』


ハハッ


って笑いながら部屋を出てく
兄貴。



急にドアの前で立ち止まり
『まぁ、悩みがあんなら
聞いてやんぞ。
可愛い弟よ。』



冗談っぽく言う兄貴。



やっぱわかんのかな。
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