白いベンチ



『俺は涼平。これもなんかの縁じゃん?露骨に嫌がんないでよ。』


苦笑いした表情が寂しく感じた。


さっきはあんなに優しく笑ってたのに…



私は読みかけの本をギュっと握っていた。男の瞳に吸い込まれそうで…




< 11 / 55 >

この作品をシェア

pagetop