~よくばりなお・姫・様~
「なんで、家??」

「えっとね、レストランで食べるよりも、
家で食べた方が楽しいしからだよ」

「そうか・・・」

こんな、純粋で、かわいい愛が
あの時みたいになってしまうのか・・・
でも、今度は絶対にあの時みたいな
惨劇は絶対に起こさない!
ボクはそう心の中で誓った・・・

 ガチャ

「お帰りなさいませ、愛様と一樹様」

ボクは玄関の扉を開けて驚いた
大勢の召使いが一列に並びあいさつをしていた
ボクたちの家にはこんなに大勢いたっけかな?
と思った・・・

「何ビッビてんの?
私達はこの国を仕切るんだからね?」

「えっと・・・
じゃあ、愛は王女様になったということ??」

「うん!!で、一樹は召使いだよ!」

・・・ヤバい
もたもたしてるうちに時間が進んでいる・・・
そろそろ、東北の村が来るのか!?
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