~よくばりなお・姫・様~

予想通り

「じゃあ、俺はここで・・・
待ってる人がいるんでね
バイバイ」

「は、はい・・・」

待ってる人って一体誰だろう?

「王女様・・・浜辺に行きません?
とってもキレイですよ」

とにかく、ここから離れないと・・・

「うん!」

もう、夕方だ・・・
あともう少しで一日が終わる・・・
最後の最後で何にもないよね?


「王女様着きましたよ」

それは、夕日がきれいに海の上にありました。


「うわぁ、超キレイだね!」

「はい」

このまま、時が止まればいいのに・・・
永遠に変らないようにしたい王女様も・・・

「きれいだね!!」

「そうですよね!俺は君とここに
行きたかったんだ・・・」

「////なにを言ってんのよ!」

「あははは」

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