~よくばりなお・姫・様~


 私は当然
王女様に怒られると思ってた・・・・





 「・・・・・


    一樹の・・・・

       バカ・・・・」




 王女様は、怒ってはいなく

  ただ、静かに泣いていた・・・・


 今日はクリスマスイブだった・・・

窓には彼女の涙と同じように


  ただ、静かに積もっていた・・・・



そして、部屋は

時計の針の音しかしていないほどの

   静かさだった・・・・

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