~よくばりなお・姫・様~

目撃

~次の日~

なんでだか、一樹は
私をいつものように
起こしてはくれなかった・・・
下に行けば、一樹はいるだろう・・・
文句をいってやろー 笑)

あ、一樹が庭にいるの発見!!!
よし!後ろからおどかしてやろー

 しかし、外は暑いな・・・
あと、一歩で一樹がいる!!
ん?誰かと話してる・・・
誰だ?

私は今ここにいていいのか?
なんで、あの女がここに!?
私は鋭い刃物で、体を刺したみたいな
痛みを感じた・・・

ガサッ

「ヤバい・・・見つかる!?」

「王女様??」

「最低!!!」

ダッ

「あ、王女様!!!」

「あらら・・・
彼女勘違いしちゃったわね・・
彼女の事が好きなら、今すぐに
行きなさい!!」

「あ、はい」

「がんばってね」

「ハアハア・・・・
あ、王女様!!!!」

「こ、こっちに来ないでよ!!」

「で、でもー・・・・」

「来ないでったら!!
あの女の所に行ってれば
いいでしょう!」

「違いますよ!!
私はただ、お姫様と
あなたの事で相談を
してたんですよ!」

「じゃあ、何であの時
ずっと、あの女の事を
見てたのよ!」




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