~よくばりなお・姫・様~
「えっとー・・・それは・・・」

「答えられないじゃん!!
もう、やだ!」

 ダッ

「あ!・・・」

私は召使い失格だ・・・
簡単な誤解もとくことが出来ない・・・
どーしようもない・・・・
王女様の命令に聞くのが私の役目なのに・・・

~その頃~

「バカ!バカ、バカ」

なんで私はあの召使いに恋をしたの!?
バカは私なのかな???
あの女さえ消えてしまえば・・・・
はっ
消える・・・
そうか、簡単な方法が・・・
なんで私は気付かなかったんだろう??

「あはははは」

「王女・・・・様?

「あ、良い所に来たな・・・
一樹・・・
あんたに、命令をする!」

「はい」

「あの、西の国のお姫様を
殺しなさい!」

「え、でも・・・」

「いいから、殺してよ!!!!」

そうか、王女様の命令を聞けば・・・
あの、、誤解がとけるのかな?
だとしたら・・・
 私は王女様の命令を聞こう・・・・

「はい、わかりました王女様・・
出来るだけ早くやってきます・・・」

「クックク・・・
期待してるぞ・・・」
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