多重書きの二等辺三角形
いつものベンチに腰をかけた。
「純ちゃん…これからもずっと一緒にいようね♪」
『うーん…どうしよっかなぁ?(笑)』
「またそんないじわる言ってー!!」
『嘘だよ。ユナを離さないから。』
ふくれた頬を純ちゃんは優しく撫でて言ってくれた。
「私ね。いつも考えてるの。」
『何を?』
「いっつも純ちゃんのこと考えてるんだ。」
純ちゃんは少し赤くなった。
大袈裟だって思われるかもしれないけど、世界一の幸せ者だって自分で思うんだ♪