多重書きの二等辺三角形

ふぅ、掃除終了っ!!!


「純ちゃーん♪帰ろ?」


『そうだな!!』


いつも通り、純ちゃんと帰ろうとしたその瞬間だった。


『あら、純平!!久しぶりね。』


ひかりさんが純ちゃんに話しかけてきたんだ。


『お…オウ。』


純ちゃんはひかりさんの目すら見ないで返事をした。


「えっ、知り合いだったの?」


『そうなんだ。実は俺たち中学が一緒だったんだよ。』


「へぇ~そうだったんだ♪だからさっき驚いた顔してたんだね♪」


『私もビックリしたわ。まさか純平と同じクラスだったなんて。ユナちゃんと付き合ってるのね。』


「ひかりさん!純ちゃん!!せっかくだから3人で帰ろうよ♪ねっ?」


『いいわね。じゃあ純平の中学時代の話いっぱい聞かせてあげる。』


私達は3人で帰ることにしたんだ☆

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