多重書きの二等辺三角形

とにかく純平にはそんな事実言えなかった。


言えるわけがない。


優しい純平に心配かけたくなかった。


だから大好きだった純平とは自然消滅してしまったんだ。


それが1番の選択肢だと思っていた。

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