幼なじみは恋愛対象以外!?
「女子のみなさまは・・・?」

「うちのクラス可愛い奴いねーじゃん?
だから、女子は食べもん作ったりする係」

おいおい、れんのクラスよ・・・
それでいいのか・・・

「てゆーか、学園祭の日でも
そのジュース飲むわけ?」

れんは苦笑いしてそう言った。

「違いまーす。
今日は、わたしが飲むんじゃないでーす!」

「え!?お前のほかに
学園祭にコレ飲む奴いんのかよ?」

「りんごジュース馬鹿にすんなよ!?」

わたしはれんに『馬鹿野郎!』と言って
走って教室に行った。

「そーくーん!
買ってきたよーう!!!」

わたしはそうくんに渡した。

「あ・・・ありがと」


名前忘れたけど・・・
合コンのときリーダーっぽかった人が
「ずっとここにいても、迷惑になるし、他回ってくるねー。
また、来るよ!玲奈ちゃんにあ・い・に!!!」
と言った。

「やだあ!りょうくん~」

そうだ・・・そういえば、りょうって名前だった。
てか、りょうくん・・・
玲奈が好きなのかな!!??

「りん・・・俺も、りんに会いに来ていい?」
そうくんは顔を赤くしてわたしに聞いてきた。

「全然いっすよお!
何回も来て~~~」

「ん。ジュース、さんきゅ」
そうくんはわたしの頭をポンポンとしてから、教室を出てった。


わたしの頬も少し赤くなった気がする。
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