幼なじみは恋愛対象以外!?
廉side

「れん・・・あのね
わたし・・・ね?」

りんが何かを俺に伝えようとしてる。
なんで泣きそうなんだろう。


「だいじょぶ。俺・・・
ちゃんと聞いてるから」

りんは俺に何を伝えたいんだろう。

「うん」

「わたしね、昔かられんの事・・・大好きだったの。
わたしが、寂しいときいつも一緒に居てくれたでしょ?それが本当に嬉しくて・・・でもれん、大きくなっていく内にわたしに対しての態度冷たくなった。

すごく、寂しくて、苦しかった。



しかも・・・彼女作ってるし!!!
わたしの心ぼろぼろ・・・


でも・・・れんに、彼女ができても・・・


れんの事忘れられなかった・・・」

これは、夢なのだろうか。
それにしても、リアルだよな。
うわあ、嬉しすぎて涙出そう。

「それで・・・ね

わたし、れんの事が・・・モゴっ」

俺は、りんの口を押さえた。

「待って・・・その先は俺が言う」

りんがそこまで言ってくれた。
俺も素直に言わなきゃ。

「ふぇ?どーゆう事?」


「いーから、黙って聞いてろよ?」

俺の想いを伝えよう。
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