幼なじみは恋愛対象以外!?
「ごめん・・・ 
 わたし基本友達がいるときとか
 ケータイいじんないの・・・」

言い訳かもしんないけど、事実。


「へぇ・・・。
 それともう一つ気になってた事があったんだけど・・・」
れんがそこまで言いかけたとき、ある事を思い出した。

れんとは喋っちゃいけないんだよ!


「はっ! 遅刻してしまうー!」
早くこの場から!
「いや・・・気になってることが・・・」


「んじゃあ!行くね!!!」
わたしは全速力で走った。


はぁはぁ・・・
ギリギリ間に合ったあ。

ガラガラ・・・
「ちょ・・・
 りんー、遅いよ!」

「ごめーん!」

玲奈が話しかけてきた。

「寝坊しちまったあ」

「もう・・・
 あんたって子は・・・」

玲奈はお母さんみたいだ。


「で?昨日は黒崎くんとはどーだったのー?」
ニヤニヤしながら、玲奈が聞いてくる。
黒崎くんとは、そうくんの名字だ。


「昨日・・・
 人生ゲームしたよーー!」
わたしは目を輝かせてこう言った。




「はぁ・・・」
玲奈にため息つけられた。

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