幼なじみは恋愛対象以外!?
「なあ、りん・・・
お前の事だから
選抜リレーでんだろ?」

あ そーだったあ!

「でも・・・足・・・」

悔しいな・・・
出たかった・・・のに・・・

「俺が・・・」

「へ?」

「俺が変わりに出てやるよ」
は?
何いってんの?

「何言ってんの?れん・・・」

「だーかーら!
お前の変わりに俺が出てやるって言ってんの!!!」

うそーーーん!

「だ・・・だめでしょ!!!」

だって、クラス違うし・・・
=敵の味方するってことじゃん。

「気にすんなって!」
でも・・・

「れんには迷惑かけられないよ・・・」

「お前はここで寝てろ!
優勝杯を持ってきてやるよ!!!」

れんは笑顔でそう言って
わたしの頭をクシャッとして

グラウンドへ向かった。


「れ・・・ん
ありが・・・と・・・ぅ」

わたしはベッドの上に座ってるせいか
眠ってしまった。
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