幼なじみは恋愛対象以外!?
ジュースを買い忘れたらしい。

りんはすぐに売店へ向かった。


てか、さなと2人きりって・・・
空気重っっ


そしたら、さなが俺に話しかけてきた。

「斎藤くんって・・・
 モテそうだよね?」
急に話しかけられてびっくりした。
「ん・・・まあ」
自分で言うのって
結構恥ずかしい。
「毎朝、下駄箱に手紙が入ってて
 靴取りにくいし、廊下歩けばきゃーきゃーうるせーし

 すっげー困ってる。」
いつのまにか、俺はさなに愚痴ってた。
「・・・わたし、斎藤くんの彼女になりたいな。」
・・・は?何言った、今?
「あっ あの///
 彼女ができればそーゆう、
 手紙とか入れられることはないと思って・・・」

「どーかな・・・?」

まあ、嫌がらせがなくなるなら
いいかも。

俺はこのとき、こんなに軽く
考えていたんだ。

「ん、別いいよ?
 付き合お?」

「へ?いいの!?
 やったあ!」
彼女が笑った。

彼女の頬が赤かった。

「とりあえず、メアド教えて?」

「あっ はい!!!」
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