幼なじみは恋愛対象以外!?
「へ・・・?」

この声・・・れん?
わたしはうしろを振り返った。

わたしは肩をグイっと引っ張られた。
「お前、何してんだよ!?」

あ・・・連絡しとくの忘れてた。

「ぇ・・・あ、ごめ・・・」

「俺もさなも心配してたんだぞ!!!」

れんすっごい怒ってる・・・。

「ごめんなさ・・・」
何故か、涙が出た。

「そこらへんに、しといてください。」

「は?」

そうくん・・・?

「彼女を誘ったの俺なんですよ。
・・・てか。

街中でこんな可愛い子がいたら
誰でも誘うでしょ?」


「・・・なんだ、ただのナンパなんだ。
俺、てっきり『そうくん』は、りんの彼氏だと思ってた」

ちょ・・・れん?

「え?俺の事知ってんの?」

「知ってるも何も・・・
りんがお前の事ばっか言ってるし」

何この空気・・・
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