(禁断)瞳を閉じて。【完】
優君の笑顔は魔法のようだ。
癒される、凄く。
それに、心の鍵を開く才能もあるかも知れない。
「優君、恋した事あるでしょ?
どうなったら恋なの…?」
だから訊いてしまった。
“恋”について。
優君は驚きながらも、「んー…」と考えた後、口を開いた。
「その人に会いたくなったり、胸を痛めたり、涙が出そうになったり…心が大きく揺さぶられる事なんじゃないかな」
…“心が大きく揺さぶられる”か…。
頭の中で、その言葉だけがリピートされる。
途端に蘇る、昨日のキスに、胸がドクンと跳ねた。
癒される、凄く。
それに、心の鍵を開く才能もあるかも知れない。
「優君、恋した事あるでしょ?
どうなったら恋なの…?」
だから訊いてしまった。
“恋”について。
優君は驚きながらも、「んー…」と考えた後、口を開いた。
「その人に会いたくなったり、胸を痛めたり、涙が出そうになったり…心が大きく揺さぶられる事なんじゃないかな」
…“心が大きく揺さぶられる”か…。
頭の中で、その言葉だけがリピートされる。
途端に蘇る、昨日のキスに、胸がドクンと跳ねた。