(禁断)瞳を閉じて。【完】
美咲さんが住む新しめなアパートに着き、「勝手に入って来てね」と言わた為、私はドアを開け、「お邪魔しまーす」と入る。
「いらっしゃい!」
リビングにて、美咲さんが笑顔で出迎えてくれた後ろには、男の人が2人いた。
「紹介するね!左に居るのが、私の彼氏の菊地洋介ーキクチヨウスケーで、右が仲間の穂積典人ーホヅミノリトー。
2人とも、私と同い年の二十歳だよ」
私は2人に頭を下げ、美咲さんの隣に座る。
洋介さんはワイルド系で、典人さんは爽やか系の、雰囲気が柔らかい人だった。
洋介さんも、優しい人。