(禁断)瞳を閉じて。【完】
「んッ―――…」
強く、離れられないほどに抱き締められ、唇が奪われてる。
私が目を開けると、そこには怒った目をした空兄。
…何で…?
「んぁ…ン…っ…」
空兄は私と視線を合わせたまま、私の唇を舌で抉じ開ける。
大人のキスが初めての私は、戸惑いと恥ずかしさに瞼を下ろす。
空兄は舌と唇を交互に私の肌に這わせ、顎、首筋を通り、口を耳へと近付けた。
「酒も煙草も男も、お前には早いんだよ」
それだけ言うと、空兄は家の中へと入って行く。
私はストンっと、地面に尻餅を着いた。
強く、離れられないほどに抱き締められ、唇が奪われてる。
私が目を開けると、そこには怒った目をした空兄。
…何で…?
「んぁ…ン…っ…」
空兄は私と視線を合わせたまま、私の唇を舌で抉じ開ける。
大人のキスが初めての私は、戸惑いと恥ずかしさに瞼を下ろす。
空兄は舌と唇を交互に私の肌に這わせ、顎、首筋を通り、口を耳へと近付けた。
「酒も煙草も男も、お前には早いんだよ」
それだけ言うと、空兄は家の中へと入って行く。
私はストンっと、地面に尻餅を着いた。