(禁断)瞳を閉じて。【完】
『そうなんだな?今から俺が陸先輩に連絡を取って捜すから、遥ちゃんはどこかコンビニや人の居る場所に逃げるんだ。
美咲をすぐ行かせるから…』
洋介さんは一頻り話すと、また美咲さんに相手が変わった。
私が「海ん家の傍のコンビニに行きます」と伝えると、美咲さんも『ちゃんと待っててね』と、電話を切った。
私は膝がガクガクとする足で、コンビニに向かうと、美咲さんは10分後に来た。
美咲さんの車に乗り込むと、私ん家の住所を訊いて来た。
「洋介からこの間、聞いたから、私もよくはわからないけど、典人って、海ちゃんを連れ去ったヤツは、強姦で捕まった経歴があるの。好きな人と、その周りの女の子を…」
美咲さんは、小刻みに震え出した私の為にエアコンを切り、膝掛けを貸してくれた。
美咲をすぐ行かせるから…』
洋介さんは一頻り話すと、また美咲さんに相手が変わった。
私が「海ん家の傍のコンビニに行きます」と伝えると、美咲さんも『ちゃんと待っててね』と、電話を切った。
私は膝がガクガクとする足で、コンビニに向かうと、美咲さんは10分後に来た。
美咲さんの車に乗り込むと、私ん家の住所を訊いて来た。
「洋介からこの間、聞いたから、私もよくはわからないけど、典人って、海ちゃんを連れ去ったヤツは、強姦で捕まった経歴があるの。好きな人と、その周りの女の子を…」
美咲さんは、小刻みに震え出した私の為にエアコンを切り、膝掛けを貸してくれた。