(禁断)瞳を閉じて。【完】
空兄を迎えに行き、急いで港へ向かうも、車の中の空気がピキピキしている。

空兄のオーラがかなり黒い。

俺が後ろに振り返ると、洋介がかなり小さく縮こまってる。

優はミラーで空兄を見ながらビクビクしてる。

…早く着けー;;

2人を開放してやりたい。

―――海、例え今が苦しくても、未来は絶対に笑えてると信じてるから。

だから、待ってろ。

空兄と俺たちで、必ずお前を助けるから――…。



―陸 SIDE END―




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