桜吹雪
私は朔夜を少し撫でてから、
静かにキッチンへ向かった。
−−−・・・『・・・ん、大体はこれでいいかな。』
今日もまずまずの出来な朝ご飯を見て、
ふぅ、と一息つく
朔夜のお弁当も作ったし・・・
これでいいかな。
そろそろ朔夜を起こしに行こう・・・
私は朔夜が寝ている部屋へ歩きだした。
−−−・・・ガチャッ・・・
・・・うん。
ねてる。
すごーく気持ちよさそうに。
・・起こすの悪いなぁって思うけど起こさなきゃね。