ヒミツのお姫様☆番外編


……。


昴も信哉も和馬も同じクラスだった。


「おぅっ♪
一緒かぁ嬉しいなぁ♪」


とかなんとか言いながら昴は、背中をバシバシと叩いてくる。


……地味に、痛いんですけど。


でも、ここで昴に絡んだら、面倒くさそうだし。


我慢するか。


少しイライラする俺。


そのとき、目の前をフワッとしたちょっとだけ、茶色のかかった髪の毛が俺の目の隅に映った。



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