お金持ちの事情!
『階段上がって左が俺の部屋。右が杏奈の部屋。そんで、真ん中の扉あけると、』

あけていいながらどんどん進んでく・・

どんなけ広いんのよっ。。

『で、右が大浴場。』

「えっうそっ!」

そんなんあるの?と驚くと東海林は笑って

『嘘。だけど、そんくらい広いから。』

「ふ・・ふーん・・・」

ついちっちゃい子みたいにはしゃいだことが恥ずかしくなった。

『でも、まぁ俺の部屋にも杏奈の部屋にも風呂あるよ。これの半分くらいの大きさでデカイのが。んでトイレもついてた。テラスもあった。』

「すっすごぉぉい!はっ・・・」

ハァ・・・またはしゃいじゃった。恥ずかしっ・・

『俺もびっくりしたから。普通驚くだろ?』

って言って笑ったからアタシも笑った。

「すごいねココ・・・。もしかして、パパ?」

『あぁ。白川泰蔵はすごい。』

「な、何ソレ・・・」

白川泰蔵それはアタシのパパ。
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