新撰組の姫君 〜もしもの世界・斎藤一編〜
「総司はそーくん、八っつぁんは新ちゃん、左之さんは左之くん!!後は適当!!」
え…えぇぇ!?
ちゃんとくん?
いいのかな?
「ちなみにもう決まったから変更禁止な」
へーちゃんは可愛らしい見た目とは裏腹に結構横暴な人みたい。

「…俺にはないのか?」
斎藤さんが副長さんを放り出しこちらに参加してくる。
「一君は一君でしょ。」
「…そうか」
なんだか寂しそうな斎藤さん。
「斎藤さん、元気出して下さいね」
「…一だ」
あ…間違えた
「は…一君、元気出して下さいね」
うぅ…恥ずかしい…

「あぁ!?一君が抜け駆けした!?俺が最初にあだ名決めたのにぃ!!」
へーちゃんは何か怒っているみたい。
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