砂糖水に溶かした日常


指を、どこまで、突っ込めば、私の、この、こびりついた汚れを、取り出すことができるのだろう。


胃の中が、空っぽになると私は言いようのない快感で満たされる。

そして、次にどうしようもない空虚感に襲われるのだ。


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