先生とひよ子
『15分休憩な―!』


そんな声が聞こえて…


先生がこっちに
歩いてきた。



…えっ!?

うそ!!

どうしよっ

かっ隠れなきゃ…ッ



千晴の腕をひっぱると

『大丈夫!』

なぜか笑顔で
動いてくれない。


え―!?

また大胆になってるしっ


1人で
あたふたする内に…


『お!桐山と内田』


先生が
こちらに気付いた。


恥ずかしくて
顔から火が出そう…


私がゆっくり
先生を見上げると


先生は
少し首を傾げて


『どうしたぁ?なんか用か?』


って聞いてくれた…。



< 14 / 121 >

この作品をシェア

pagetop