スノードロップ









「紅々!聞いたわよ~、わたしがいないすきにダンディーな椿様とお茶を一緒にしたってー」


「わ~ごめんごめん!だって夏々いなかったし、私なんか休憩潰れたんだよ」





夏々は はぁと首をふった




「休憩潰しくらいなによ!…ったく今回は許してやるけど次はあたしが行くからね」




何だかよくわからない理屈




「…うるさいわよ枯れ専オタクがぁ。」



「そーそー、」

るみが にやにや
笑いながら相槌をうった




「あ、そういえば桜井さんが来るんだって!」



「あぁ、あのお嬢様ね。桜井桃子様」




咲(早瀬)が買ってきた物をしまいながら言った





「桜井さん?」



「司様の求婚者みたいなもの。私は嫌いよ、性質的にあわないわ。アレ」








るみがぶーぶー言った



「あー分かる。私は嫌いじゃないけど、好きでもないね」




―ありがとう。



―何て言う歌なの?




桜井 桃子さん…






「紅々、どうかした?」



「いや別になんでもないの、」





いるんだ
婚約者…みたいな人





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