スノードロップ

「…司さん」




彼は困ったような笑顔で私を見つめる





「…いや?」



「……わか…らないです」



「…俺を好き?」

「すき」

熱っぽい身体はまだ冷めない






司さんは 頷いた
なにをためらってるんだろう







司さんはゆっくりと私の胸を触った









触れた途端 身体はビクッとしたけどすぐ元に戻った





何回は私の胸をなでた後司さんは徐々に積極的になって





なめて 口にふくませて



まるで赤ちゃんがおっぱいを吸うみたいな仕草をされた


「……ん、…ゃあ、………んん」


上下に胸が揺れ動く


「かわいい、紅々」




かわいい？


よく分からない。



「……ふ、」




またキスをされた
しかも…胸を揉まれながら（!）




「ぁ……ん…っ、」


ちゅ…という唾液の音が繰り返し微かに聞こえる




私は目の前の司さんのキスを受け止めるだけでいっぱいいっぱいで





でも身体は気持ちいいというのがなんとなくわかった




私の腕は自然に司さんの背中に回っていた











どれくらい時間がたったか分からない



司さんは私から身体を離した




気がついたら彼は着ていたシャツを脱いでいたのに気づいて



「……は、裸」