スノードロップ
わたしに言い訳する
必要なんかない
「わぁ、シルベールだぁ。かーわいーいー…高ーい」
「好きだねー。るみはシルベールが…」
やっときた休日
昨日はあの後
そそくさと寮に戻った
シルベールはドールハウスの人形で
ちょっと高い値段
るみはシルベールが
好きで 何でもマニアの域らしい…
「買いたいなぁ…。うん買っちゃおう、」
「可愛いいね。たくさんシリーズもあるし、」
るみはシルベールの箱を沢山持って笑った
「でしょ?父さんが小さい頃買ってくれて、この年でおかしいけどまだ抜け出せないんだよ…やばいよ。ロリ趣味~」
るみはレジに持って行った
すいません
カードでぇ~と言うと
店員さんが
困った顔をしていた
「笑いがとまらなーい。あぁシルベール…」
「店員さんひいてたよ。るみ買いすぎだよ…」
近くの喫茶店でお茶をした
「いいじゃないの。自分のお金なんだから…」
「うん。」